術後、定期的なメンテナンスが必要になってきます。ステントは固定ではありませんので 正しい位置にあるか(膀胱内に落ちていないか)、長さが適切であるか(短すぎると尿が出にくく、長すぎると尿が漏れやすくなります)、汚れなどが溜まって いないか、などが 確認項目になります。ステント自体の使用期間は約1年ですが、位置や長さに異常が見られた場合には交換が必要となります。またステントを使用する者は尿道 ステントを体内に留置していることを示すカードを常に持っておかねばなりません。これは他の科や医療機関で受診する際や救急車を使う場合などに必ず必要で すので保険証と一緒にしておくとよいでしょう。